2014年1月26日、旧暦の大みそかに放送される世界最大級の娯楽番組「春節晩会」で、その全貌が徐々に明らかに。ジャッキー・チェンや仏女優ソフィー・マルソーなど豪華出演者の名前が報じられている。新浪網が伝えた。

【その他の写真】

「最も多くの人が視聴するお正月番組」としてギネスブックにも登録されているのが、国営テレビ・中国中央テレビ（CCTV）による特別番組「春節晩会」。旧暦の大みそかに毎年放送され、2012年度のデータによると、中国だけで7億7000万人が視聴したというお化け番組だ。

今年は今月30日に放送されるが、出演者や演出内容などの全貌が少しずつ明らかになってきた。今年は、映画「狙った恋の落とし方。」「唐山大地震 −想い続けた32年−」などで知られる中国映画界きってのヒットメーカー、フォン・シャオガン（馮小剛）監督が総合プロデュースすることでも期待を集めている。これまで未定となっていたが、アクションスターのジャッキー・チェンが出演し、カンフーを披露することも26日、正式に明らかになった。

ジャッキーは武術者たちを従え、剣をテーマにしたカンフーの技を披露する予定だ。このほか、昨年はドラマ「相続者たち」により中国で大ブレークした韓流俳優イ・ミンホも出演。さらに、「フランスのバラ」ソフィー・マルソーが出演し、国民的男性歌手リウ・ホアン（劉歓）と楽曲「バラ色の人生」をデュエットする。ソフィー・マルソーの出演については、2014年が中仏国交樹立50周年にあたるため、それを記念する意味も含まれる。（翻訳・編集/Mathilda）