中国人よりも低評価の米国人観光客、「騒がしい、野蛮」と評価される―中国メディア

Record China    2014年1月23日(木) 13時29分

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21日、中国青年網によると、中国人観光客は「お金は落とすがマナーはない」というレッテルを貼られているが、その中国人観光客よりも米国人の方が嫌われている。写真は米観光地。

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2014年1月21日、中国青年網によると、中国人観光客は「お金は落とすがマナーはない」というレッテルを貼られているが、その中国人観光客よりも米国人の方が嫌われている。

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国連の世界観光機関(World Tourism Organization)のデータによれば、2012中国人観光客の海外における消費額は1020億ドル(約10兆円)に達し、独と米国を抜き世界一だった。このデータからも中国人観光客のすさまじい購買力をうかがうことができる。一方で、渡航先でトラブルを起こしたり、建築物に落書きしたりとマナー違反も指摘されている。ここ数年で中国人観光客の海外旅行者が激増しているため、中国人観光客の問題行動に関する報道が数多くあるが、実際米国人観光客の評判はさらに悪い。

米ショッピングサイト「Living Social」が2013年に米国、英国、カナダ、豪州、アイルランドの5カ国の5600人余り(うち4000人前後が米国人)に対し調査を行ったところ、米国、カナダ、豪州の調査対象者は「最も嫌いな観光客」にいずれも米国人を選び、米国人が首位となった。中国人は2位となったが、アイルランドの調査協力者は英国人観光客を最も嫌いな観光客に選び、英国の調査協力者はドイツ人観光客を最も嫌いだと話すように、一概に中国人観光客ばかりを批判することはできないのかもしれない。

さらに、米旅行関連サイト「triposo」が行った調査によると、米国の調査協力者のうち44%が自国の観光客を「最悪の観光客」に選んでいる。さらに、米国人調査協力者のうち39%がホテルの物を勝手に持ち去ったことがあると答えたとの調査もあり、米国の深刻なマナー違反を垣間見ることができる。「triposo」の調査では、米国人観光客に対して「騒がしい」「野蛮」「肥満」「身なりが奇妙」といった印象を持つ意見が多かった。(翻訳・編集/内山)

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