中国人留学生は金持ちでお金を使うのが好き、米高級ブランド店で上得意客に―米華字紙

Record China    2014年1月26日(日) 20時13分

拡大

20日、米国に滞在中の中国人留学生が米国経済に大きな消費をもたらしており、現地の高級ブランド店にとっても重要な存在となっている。写真はニューヨーク・マンハッタンの5番街。世界屈指の高級ブランドやデパートの集まるショッピング通り。

(1 / 3 枚)

2014年1月20日、米華字紙・僑報(電子版)によると、2011〜2012年だけで米国に滞在中の中国人留学生19万5000人の学費や生活費などの消費額は220億ドル(約2兆3000億円)に上っている。米国経済に大きな消費をもたらしているが、現地の高級ブランド店にとっても重要な存在となっている。

その他の写真

ニューヨークとボストンで生活している中国人留学生を対象に2012年に行われた調査では、74%が高級ブランド品に関する相談を受けたことがあるとし、3割を超える留学生が帰国する際に高級ブランド品を買って帰ると回答。また、中国から訪れた友人が買い物をするのにも同行するという。

ウィスコンシン州のミルウォーキーでは中国人留学生がアクセサリーブランド・スワロフスキーなどの顧客となっている。お金があり、お金を使うのが好きな中国人留学生は高級ブランド各社に歓迎されている。コンサルティング大手・マッキンゼー&カンパニーの調査によると、2012年に60%を超える中国人高級ブランド品消費者が少なくとも1回は海外でブランド品を購入しており、2010年の36%を大きく上回っている。

しかし、高級ブランド各社とも中国人消費者が大きな利益をもたらすことに気づいてはいても、中国人客のための接客グループも中国語が話せる人材もなく、十分な対応はできていない。コーチやマイケル・コースのようなブランドは中国現地では対応できていても、海外の中国人消費者には対応できていない。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携