中国の女優チャオ・リーイン（趙麗穎）が最近公開したグラビア写真について、ライバルとされる女優らとファッションやイメージが重なっていると話題になり、ファンからはスタッフへの批判の声が上がっている。

ドラマ「明蘭～才媛の春～」などで知られる女優チャオ・リーインは2018年、この作品で共演した俳優ウィリアム・フォン（馮紹峰）と結婚。翌年春に第一子となる長男を出産した後、このほど本格的に仕事を再開させている。

再開後、ファッション誌のグラビアを次々と飾っているチャオ・リーインだが、着用したディオールのミニ丈のオールインワンが、約半年前にモデルで女優アンジェラベイビー（楊穎）がグラビアで着用していたのが明らかに。また、麦わら帽子をかぶった“森ガール”スタイルは、女優ヤン・ミー（楊冪）が以前発表したものとそっくりだと、ネット上で指摘する声が上がった。

チャオ・リーインおよびアンジェラベイビーとヤン・ミーは、リウ・イーフェイ（劉亦菲）を加えて「85後」（1985年以降生まれ）の“4大女優”と呼ばれ、ファンにとってはそれぞれ相手をライバル視する存在。なお、アンジェラベイビーと同じくディオールの中国地区のイメージモデルに起用されているチャオ・リーインだが、過去にもアンジェラベイビー着用のドレスを、少し遅れて着用するというケースもあった。

「また古着を着せて恥をかかせた」と、ファンからはチャオ・リーインのスタイリストやスタッフに怒りの声が向けられているが、ニュースサイトの捜狐（SOHU）など一部の中国メディアでは、ミスが繰り返されたことで、このほどスタッフの総入れ替えが行われたと報道している。（Mathilda）