CRI online 2020年7月14日(火) 15時40分
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今年上半期の中国の東南アジア諸国連合(ASEAN)との貿易総額は前年同期比5.6%増の2兆900億元となり、ASEANが欧州連合(EU)に代わって中国最大の貿易パートナーとなりました。
中国税関総署の報道官が14日に発表したところによりますと、今年上半期の中国の東南アジア諸国連合(ASEAN)との貿易総額は前年同期比5.6%増の2兆900億元となり、ASEANが欧州連合(EU)に代わって中国最大の貿易パートナーとなりました。また中国の日本との貿易総額は1兆300億元で、日本は、EU、米国に次いで、中国にとって4番目に大きい貿易パートナーとなったことも分かりました。
上半期にASEANとの貿易総額が増加した原因は二つあります。一つ目は、両国の電子製造産業が緊密に結びついた結果、関連製品の輸出入が大幅に増えたことです。中国がASEANから輸入した集積回路は23.8%増の2268億1000万元となりました。二つ目は、中国・ASEAN自由貿易区のグレードアップに関する議定書が全面的に発効し、ASEANとの農産品貿易が急成長したことです。議定書は昨年10月に発効し、原産地規則、貿易通関協定、サービス貿易、投資分野などで参入の条件が下げられました。中国とASEANの農産品の貿易額は13.2%増の1370億5000万元となりました。
一方、中国の日本との貿易総額は0.4%増の1兆300億元となりました。うち日本への輸出は0.1%増の4731億8000万元、日本からの輸入は0.6%増の5581億2000万元で、これまでとほぼ同水準でした。(提供/CRI)
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