Record China 2007年5月23日(水) 13時15分
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最近、国際的なアンチウイルスソフトに相継いでバグが見つかり、波紋を呼んでいる。連続して発生した問題に、どっちがウイルスだかわからないと、ユーザの不信感は高まっている。
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最近、国際的なアンチウイルスソフトに相継いでバグが見つかり、波紋を呼んでいる。
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2007年5月18日、アメリカのシマンテック社のアンチウイルスソフト「ノートンアンチウイルス」は、マイクロソフト社のOSソフト「ウインドウズXP中国語版」のシステムファイルをウイルスと誤認して削除した。多くの企業が業務に障害をきたし、賠償請求の動きが進んでいる。
同18日、カスパルスキー社のアンチウイルスソフトにも同様の問題が発生していたことが明らかになった。ただしカスパルスキー社は問題の更新ファイル公開からわずか30分で配布を停止。そのためほとんど被害は出ていないという。この問題以外にも、カスパルスキー社のアンチウイルスソフトは、中国の瑞星社のアンチマルウェアソフト(マルウェアとは悪質なソフトウェアを指す)をウイルスと誤認、削除していたことが明らかになった。瑞星社のアンチマルウェアソフトは中国で最大シェアを誇る人気ソフトであり、カスパルスキー社は中国市場を軽視しているとして瑞星社は謝罪を要求している。***
中国では海賊版ソフトの蔓延を背景に、ウイルスの被害は深刻。それだけにアンチウイルスソフトは必要不可欠だが、最近連続して発生した問題に、どっちがウイルスだかわからないと、ユーザの不信感は高まっている。(翻訳/編集・KT)
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