『永楽大典』、海外オークションで落札価格812万ユーロに

CRI online    2020年7月10日(金) 17時35分

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現地時間7月7日、仏パリで行われたオークションで2冊の『永楽大典』が、640万ユーロ(約7億7000万円)で中国人女性に落札されました。資料写真

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「欧州時報」の報道によりますと、現地時間7月7日、仏パリで行われたオークションで2冊の『永楽大典』が、640万ユーロ(約7億7000万円)で中国人女性に落札されました。この価格はスタート価格の1200倍以上で、手数料を含めると812万8000ユーロ(約9億7800万円)に上ります。

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『永楽大典』は600年余り前に編纂されたものです。当時のすべての書籍や資料を取りまとめたもので、計3億7000万字、すべてが手書きです。秦の時代から明朝初めにかけての7000から8000種類の古典が含まれます。残念なことに、原本はいまだに行方不明となっており、今日人々の話題になる『永楽大典』は明朝嘉靖時代に書き写されたもので、現存しているのは400冊余りしかないということです。(Mou/北田

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