山東省で37万枚の不良品マスクを回収=なぜ山東省だけがやり玉に―中国メディア

Record China    2020年7月10日(金) 14時0分

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9日、中国の映像メディア・梨視頻は、中国山東省で37万枚の不良品マスクを回収したと伝えた。資料写真。

2020年7月9日、中国の映像メディア・梨視頻は、中国山東省で37万枚の不良品マスクを回収したと伝えた。

記事によると、山東省市場監督管理局は7日と8日、回収した不良消費用品を発表した。これには、35社のマスク計37万枚を含んでいるという。回収の原因にはメルトブロー不織布のろ過効率が基準に達していないなどがあると記事は伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーから「浙江省や広東省での不良品回収の方が多いのになぜ山東省にだけ注目するのだ?重慶アモイでも不良品回収があったのになぜ山東省だけが話題に上るのだ?」「悪いニュースは山東を付けないと注目されないのか?地方の悪口は人気なんだな」などのコメントが寄せられた。国土の広い中国では地域間の偏見や差別が根強く、ある地方の人についてイメージだけで語るケースが多いゆえのコメントだろう。

また、「毎日のように『西側メディアは中国の悪口を言っている』と文句を言うが、われわれは地方の悪口を言っている」との批判や「マスクの品質問題は山東省だけではない。いずれにしても今年の目標は生き残ることだ」「これは逆に山東省が自分を売り込むためなのでは?」という意見もあった。(翻訳・編集/山中)

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