3回使用した食用油の発がん性、10倍に?―中国メディア

Record China    2014年1月18日(土) 14時53分

拡大

14日、日常生活において、食用油を繰り返し使用することは日常茶飯事だが、繰り返し使うのは安全なのか?

(1 / 2 枚)

2014年1月14日、日常生活において、食用油を繰り返し使用することは日常茶飯事だが、繰り返し使うのは安全なのか?

その他の写真

解放軍309病院栄養科の左小霞(ズオ・シャオシア)主任は、「マロンジアルデヒド(MDA)が私たちの細胞の生体膜を傷つける可能性があり、細胞に対し一定の毒性がある。潜在的な発がん性があるといえる」と語る。繰り返し食用油を使用することで発がん性物質であるMDAが生まれるのだろうか?

記者は食用調合油、落花生油、オリーブ油、大豆油、ひまわり油、コーン油の6種類の食用油を購入し、食品品質・安全北京実験室に送付し検査を依頼した。実験員が定量をサンプリング、それぞれ400cc採取し、定量の鶏の唐揚げを作った。全て7回繰り返し揚げ、1回につき唐揚げサンプル42個を揚げて用い、検査・分析を行った。

結果は食用調整油をのぞく食用油5種類のMDA含有量は約10倍に上がった。うち、大豆油は9倍、ひまわり油8.2倍、コーン油8.3倍となったが、MDA含有量が最も上がったのは落花生油、オリーブ油で、それぞれ11.4倍、9.6倍だった。それどころか7回繰り返し使用したところ、多くの食用油のMDA量は約30倍に上昇した。

このように、食用油を3回繰り返し使用すると、発がん性が10倍になるという説は正しい。専門家は、揚げ物は多く食べるべきではなく、とりわけ焦げたものは、体への悪い影響が大きい、と呼びかけている。(提供/人民網日本語版・翻訳/HT・編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携