中国の防疫モデル採用、スリランカが南アジア初の外出禁止令完全解除国に―中国メディア

Record China    2020年6月29日(月) 20時40分

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中国共産党機関紙の人民日報(電子版)は28日、中国の防疫モデルを採用したスリランカが、南アジアで外出禁止令を完全解除した最初の国になったと報じた。写真はスリランカ。

中国共産党機関紙の人民日報(電子版)は28日、中国の防疫モデルを採用したスリランカが、南アジアで外出禁止令を完全解除した最初の国になったと報じた。

記事によると、スリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ大統領は28日、国内全土で2カ月連続で新型コロナウイルス感染症の市中感染例が確認されておらず、新規感染例はすべて隔離センターからのもので、同国の防疫は大きな勝利を獲得したとし、同日から夜間(午前0時~4時)外出禁止令を解除すると発表した。

記事は、「スリランカは南アジアで外出禁止令を完全解除した最初の国になった」とし、「中国モデルを断固採用したスリランカの防疫の主な特徴」を挙げた。

それによると、スリランカ国内で最初の感染者が確認されてから2日後の3月12日、ワンニアラッチ保健相は中国大使館を訪れて中国の防疫経験を学んだ。

翌13日には、ラージャパクサ大統領と実兄マヒンダ・ラジャパクサ首相が、感染対策タスクフォースの初会合で、中国モデルの採用を正式決定。大統領府声明を通じて、中国の経験から学び、流行防止策を断固強化するよう全国に求め、入国制限や区域封鎖、追跡、隔離などの措置をタイミング良く効果的に講じ、南アジアにおいて他に先駆けてコロナ抑制に成功し、世界の防疫における「優等生」となった。

記事はまた、「中国からの医療支援も、スリランカがコロナ抑制に成功した重要な要素だ」とし、「中国の各級政府や企業、個人が何度も、最も必要とされる検査キットやマスク、防護服などの防疫物資を寄付し、スリランカ国内で感染が爆発的に発生した最初の最も困難な時期において最も主要な頼るべき力となり、スリランカ各界から感謝と中国製品の品質を称賛する声が届けられた」とも伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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