Record China 2007年5月22日(火) 9時17分
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2007年5月20日、海南省三亜市の動物園「田独龍虎園」でベンガルトラが飼育員を咬み殺すという悲惨な事故が起きた。被害に遭ったのはタイ人のトラ飼育チーム長、アランさん42歳。
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2007年5月20日、海南省三亜市の動物園「田独龍虎園」でベンガルトラが飼育員を咬み殺すという悲惨な事故が起きた。被害に遭ったのはタイ人のトラ飼育チーム長、アランさん42歳。アランさんはトラ飼育のベテランで、このトラとも8年の付き合いだったという。
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20日早朝、アランさんはトラ館で清掃を開始した。清掃中、手に持っていたほうきを床に落としてしまい、拾おうとかがみ込んだところに一頭のトラが襲いかかったという。トラはまずアランさんのすねにかじりつき、地面に引き倒した。流れ出す血の臭いに興奮したのか、トラはますます凶暴になり、首筋に咬みついた。アランさんの同僚がすぐに助けに入ったが、トラは一咬みで気道を切断していたため、アランさんはまもなく死亡した。***
同僚によると、アランさんに咬みついたトラは現在発情期のため、落ち着かない様子だったが、これまでは問題が発生しなかったため、特に対策は立てていなかったという。同動物園は中国・タイの合資企業で、タイ側がトラの飼育を担当している。現在、中国側・タイ側双方の責任者が安全対策の見直しを進めているもよう。(翻訳/編集・KT)
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