日本に広がる嫌中感情、政府も民間も中国を敵視している―SP華字紙

Record China    2014年1月11日(土) 13時0分

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9日、シンガポール華字紙の聯合早報は、日本では政府や民間レベルで中国敵視の感情が日増しに強まっていると報道した。写真は東京・池袋で行われた反中デモ。

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2014年1月9日、シンガポール華字紙の聯合早報は、日本では政府や民間レベルで中国敵視の感情が日増しに強まっていると伝えた。

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安倍晋三首相は昨年12月31日、太平洋戦争のゼロ戦乗りを描いた映画「永遠の0」を鑑賞。上映後に感想を求められ、「非常に感動した」と答えている。さらに、年頭所感では「『強い日本』を取り戻す戦いは始まったばかり」だと強調した。こうした言動から、安倍首相が異常に強い大和民族主義精神の持ち主であることが分かる。

「永遠の0」を鑑賞したことで、安倍首相の個人的感情が明らかになった。間接的な方法で2013年に別れを告げ、2014年の方向性を外界に示したのだが、周辺国の有識者の不安をも引き出している。

日本は国土が狭く、資源も乏しく、天災が多い。中国の国内総生産(GDP)はすでに日本を追い越し、日本社会全体に濃厚な危機感が漂っている。こうした時代背景が、日本全体に中国敵視感情が広がる主な原因だ。そして、この感情は「アジアを牛耳るのは中国か、それとも日本なのか」といった戦略的レベルにも反映されている。(翻訳・編集/本郷)

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