Record China 2014年1月10日(金) 10時27分
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9日、一人っ子政策違反で世間を騒がせたチャン・イーモウ監督について、計画生育局が「社会扶養費」と呼ばれる罰金の支払いを命じ、一応の決着を見ることになった。写真はチャン・イーモウ監督。
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2014年1月9日、一人っ子政策違反で世間を騒がせたチャン・イーモウ(張芸謀)監督について、計画生育局が「社会扶養費」と呼ばれる罰金の支払いを命じ、一応の決着を見ることになった。新浪網が伝えた。
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中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督に、一人っ子政策への違反疑惑が浮上したのは、昨年5月のこと。一時は「少なくとも6人の隠し子が存在」と言われ、江蘇省無錫市の計画生育局が調査に乗り出した。調査結果が公表されないまま半年が経った昨年12月、監督自身が違反を認め、2男1女の存在を明らかにした。
9日、無錫市の計画生育局が中国版ツイッターの公式ページで、チャン監督に向けて罰金徴収する決定書を送付したと発表。金額は子供3人分で748万7854元(約1億3000万円)とされている。この罰金は決定書を受け取ってから30日以内に一括納付する義務があり、履行されない場合は滞納金が加算される。
チャン監督への罰金額については、もし10人近い隠し子がいた場合、1億6000万元(約27億円)にのぼるとも報道されていた。罰金額の決定については、子供3人が生まれた当時、チャン監督と現夫人は結婚しておらず婚外子だったこと、さらに複数の子供がいたことも悪質性が高いとして、通常より多い金額が加算されている。
「社会扶養費」の決定については、子供が生まれる前年度の両親の収入がベースとなっている。チャン監督の場合、1億円を超える年もあれば、わずか2760元(約5万円)の年もあり。中国を代表する映画監督として、「そんな金額のわけがない」とネット上では早速、疑問の声も聞かれる。これに対しチャン監督は、「作品がなく、脚本を練っているだけの1年なら、そういう事態もあり得る」と説明している。(翻訳・編集/Mathilda)
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