仏化粧品ガルニエが中国市場から撤退、米レブロンに続き―仏メディア

Record China    2014年1月10日(金) 17時46分

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9日、米化粧品レブロンが中国市場から撤退することを明らかにしたばかりだが、今度は仏化粧品ブランドのガルニエが中国市場から撤退することを発表した。

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2014年1月9日、環球時報(電子版)によると、米化粧品レブロンが中国市場から撤退することを明らかにしたばかりだが、今度は仏化粧品ガルニエが中国市場から撤退することを発表した。

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ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)ウェブサイトは8日、ロレアルの中国本社のスポークスマンがロイターに宛てた電子メールで、同社が展開している低価格ブランド・ガルニエを中国市場から撤退させることを明らかにしたと伝えた。低価格帯での販売をロレアルパリとメイベリンニューヨークの2ブランドに集約させるためだという。

ロレアルにとって中国は米国とフランスに次ぐ第3の市場で、2012年に同グループの中国における営業高は15億ユーロ(約2140億円)に上ったが、ガルニエの中国における販売額はロレアルグループ全体の中国市場における販売の1%でしかない。ガルニエの中国撤退のニュースはパリ株式市場に大きく影響し、8日、ロレアルの株価は一気に3%下落。最終的な下げ幅は1.86%で、株価は123.75ユーロとなった。

投資銀行大手ナティクシスのアナリストは、株式市場はガルニエの中国撤退をロレアルの中国における失敗とみなしたが、中国におけるロレアルの販売は18カ月連続で低迷していたのは事実だと話す。しかし、ガルニエが中国から撤退することはロレアルが傘下のブランドに好ましい管理を始めたことを示してもいると指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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