習主席、次期欧州理事会議長・欧州委員長とオンラインで会見

CRI online    2020年6月23日(火) 13時10分

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習近平国家主席は22日に北京で、オンラインの形でミシェル欧州理事会議長、フォン・デア・ライエン欧州委員長と会談しました。習主席は、「中国は欧州とともに努力し、感染症収束後の双方の関係をより高いレベルへと進めていきたい」と期待を寄せました。 22回目の中国・EU指導者会議は同日、...

習近平国家主席は22日に北京で、オンラインの形でミシェル欧州理事会議長、フォン・デア・ライエン欧州委員長と会談しました。習主席は、「中国は欧州とともに努力し、感染症収束後の双方の関係をより高いレベルへと進めていきたい」と期待を寄せました。

 22回目の中国・EU指導者会議は同日、オンラインの形で行われました。この会議は李克強首相とミシェル議長、フォン・デア・ライエン委員長の共催によるもので、双方の指導者が行う初めての正式な会談です。

 習主席は、席上、「中国は覇権ではなく、平和を求めている。中国は機会であり、脅威ではない。中国はパートナーであり、競争相手でもない。双方は絶えず相互理解と信頼を深め続け、より世界的な影響力を持つ全面的戦略パートナー関係を築き上げていくべきだ。双方は世界の平和と安定を支持する力として、世界の発展と繁栄を実現できる2つの市場を促進している。ともに秩序ある操業再開を支え、世界産業チェーンとサプライチェーンの円滑化を図り、互いの市場の開放を保つ必要がある」と強調しました。

 これを受けて、ミシェル議長らは、「欧州は率直な態度で、中国との戦略対話を行い、共通認識を広げていく。中国とワクチンの研究開発、操業再開などの分野における協力を行うことを望む。双方の貿易規模を拡大し、グリーンで低炭素な経済、デジタル経済分野の協力を推進していく。いち早く双方の投資協定を達成し、感染症の影響を克服して、世界経済の回復に取り組んでいくことを望む。欧州は多国間主義を堅持し、中国と国連、世界貿易機関(WTO)、G20などの枠組み内で公衆衛生の安全、気候変動などの問題で協力を行っていく方針だ」と明らかにしました。(提供/CRI

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