<靖国参拝>反日包囲網にロシアが参戦、中国外交の勝利―中国メディア

Record China    2014年1月7日(火) 13時53分

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4日、未来網は記事「中国の工作が成功、ロシアの対日姿勢に驚きの変化」を掲載した。当初、遺憾の意を表明するだけだったロシアだが、中国の働きかけを受け、安倍首相の靖国参拝を強く抗議する立場に転じた。写真はモスクワの赤の広場。

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2014年1月4日、未来網は記事「中国の工作が成功、ロシアの対日姿勢に驚きの変化」を掲載した。

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昨年12月26日、日本の安倍晋三首相は靖国神社を参拝した。同日、ロシアは談話は発表したが、単に遺憾の意を表明しただけ。日本の同盟国、米国が「失望」という異例の表現で批判したことに比べても、弱い反応でしかなかった。

ところが30日、中国外交部が王毅(ワン・イー)部長とロシアのラブロフ外相との電話会談の全文を発表したが、そこでは強い姿勢を示している。「ロシアと中国の立場は完全に一致」「参拝はアジアの隣国に対する挑発」「軍国主義による対外侵略と植民地統治の歴史を正当化しようとする企図」と述べ、日本に誤った歴史観を正すよう求めている。

ロシアの態度は急転したわけだが、それは中国の外交攻勢によるものと言える。王部長は、反ファシズム戦争の勝利国、国連安保理の常任理事国として、中露両国には国際正義と戦後国際秩序を共同で守らなければならないと日本批判への同調を求めていた。(翻訳・編集/KT)

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