Record China 2020年6月16日(火) 18時40分
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15日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、米国の専門家が「中国とインドで軍事衝突が発生した場合、兵力面ではインドの圧勝」との見解を示したとする、インドメディアの報道を伝えた。写真は中印国境。
2020年6月15日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、米国の専門家が「中国とインドで軍事衝突が発生した場合、兵力面ではインドの圧勝」との見解を示したとする、インドメディアの報道を伝えた。
記事は、インドメディアであるインディア・トゥデイの報道として、米ハーバード大学ベルファー・センターが今年初めに発表したインドと中国の武力戦略に関する論文で、中国との戦いにたびたび敗れてきたインドは中国を主なターゲットとする戦力配備を進め、中国との国境に約22万5000人の兵力を配備可能であるとした。
そして「中国軍はインドよりも多くの兵力を動員できそうだが、研究によればそれは誤りであり、中国は対ロシア、新疆やウイグルの反乱などの問題を抱えており、インドとの戦闘に全精力を注ぐことは不可能であるほか、中国の大部分の軍隊はインド国境から離れた場所にあるため、対中防御に専念できるインドに比べると、兵力で確かに劣る」と伝えている。
また同研究が空軍戦力の比較においても、インドは112機の戦闘機をもっぱら対中戦に投入することができるのに対し、中国軍西部戦区司令部が所有する101機の第4世代戦闘機の一部は対ロシア警戒任務に当たる必要があるうえ、実戦経験でもインドのパイロットの方が上回っており、中国軍は地上の指揮に大きく依存せざるを得ない状況だと分析したことを紹介した。(翻訳・編集/川尻)
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