APEC首脳会議とCICA首脳会議の2大国際会議、14年は中国で開催=中国外交に期待と注目―中国紙

Record China    2014年1月2日(木) 0時42分

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31日、中国新聞網は中国で14年に開催されるAPEC首脳会議とアジア信頼醸成措置会議に関し、中国の指導者がどの国の元首と会談し、安全保障と経済の推進についていかに議論をまとめるか、世界の注目を集めるだろうと報じた。写真は中国紙のAPECに関する報道。

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2013年12月31日、中国新聞網は、北京で14年秋に開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)と上海で14年5月に開催されるアジア信頼醸成措置会議(CICA)に関し、中国の指導者がどの国の元首と会談し、安全保障と経済の推進についていかに議論をまとめるか、世界の注目を集めるだろうと報じた。

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14年秋、中国が13年ぶりに議長国を務めるAPEC首脳会議は、北京から約50kmの距離にある雁栖湖で開催され、米国ロシア、日本、韓国など多くの国の元首が参加する予定になっている。また、14年5月には上海でアジア信頼醸成措置会議(CICA)が開催される。各国首脳が一堂に会するこの2つの重要な国際会議で活発な外交活動が行われることは間違いなく、中国の指導者がどの国の元首と会談を行い、安全保障と経済発展に関していかに議論をまとめるかが注目の的となっている。

2013年、中国は経済協力に関して新たな提唱を数多く行ったが、新たな1年の中でこれをいかに実行に移し、空回りすることを避けるかが極めて重要になる。中国人民大学国際関係学院の金燦栄(ジン・ツァンロン)副院長は「経済外交も14年の中国の外交の最も重要なポイントになる」と語り、重要な課題の例として、“高速鉄道外交”をいかに進めるか、シルクロード経済ベルトや海上シルクロードの建設によって早期の収穫が得られるかどうか、二国間あるいは多国間の自由貿易協定(FTA)戦略や周辺国家との相互接続プロジェクトをいかに進めるかなどを挙げた。

さらに「新しい1年に経済外交をいかにうまく進めるか、また、中国経済のアップグレードバージョンを打ち立てるために各国の仲立ちをし、バックアップしていくことは一定の困難を伴うものの、これも中国に優位性が存在するが故である。14年はいよいよ始まるが、全面的な深化による改革の歴史の新たなスタートラインに立った中国が、世界に何をもたらすことができるのか?これは全世界のビジョンに影響を及ぼすテーマである」と指摘している。(翻訳・編集/HA)

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