過熱する中学受験に父兄はてんてこまい―北京市

Record China    2007年5月20日(日) 19時0分

拡大

2007年5月19日、北京市では中学校受験の特技試験・面接試験が行われた。義務教育段階では受験は禁止というのが公的な見解だが、子供らに少しでもいい学校に行って欲しいという親の気持ちは止められないようだ。

(1 / 9 枚)

2007年5月19日、北京市では中学校受験の特技試験・面接試験が行われた。

その他の写真

中国では義務教育期間は「入学試験なし、近所の学校に入学する」という原則が定められている。しかし少しでもいい学校に行き、高校・大学と続く厳しい受験戦争を有利に進めたいと思うのが親心というもの。結局、建前とは裏腹の熱い中学入試が繰り広げられている。***

北京市では受験戦争の過熱を避けるために、習い事などで獲得した証明書を学校に提出することは禁じられている。しかし子どもに付き添って受験会場に訪れた父兄らは山ほどの証明書・賞状の類を携えていた。

もっともこっそり証明書を持っていくぐらいならば可愛いもの。父兄らの間には、合格には学校に最低5万元(約75万円)の寄付が必要、いや8万元(約120万円)が相場だ、などの根拠の怪しい情報が飛び交っているという。子供らに少しでもいい学校に行って欲しいという親の気持ちは止められないようだ。(翻訳/編集・KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携