CRI online 2020年6月7日(日) 14時50分
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国務院報道弁公室は7日、「新型コロナウイルス肺炎の予防・抑制に関する中国の行動」と題した白書を発表しました。同白書によりますと、中国は「追跡可能・診断可能・治療可能・予防可能・抑制可能」という目標に向けて、産・学・研の統一を堅持し、臨床治療、薬品とワクチンの開発、検査技術と検査...
国務院報道弁公室は7日、「新型コロナウイルス肺炎の予防・抑制に関する中国の行動」と題した白書を発表しました。同白書によりますと、中国は「追跡可能・診断可能・治療可能・予防可能・抑制可能」という目標に向けて、産・学・研の統一を堅持し、臨床治療、薬品とワクチンの開発、検査技術と検査キット、ウイルスの病原学と感染症学、動物モデルの構築といった5つの方向に向かって、全国の優れた科学技術者や研究資源を調達し、感染症の予防と抑制に取り組み、科学技術面の研究開発と応用に拍車をかけ、83項目の緊急難関攻略プロジェクトをスタートしたということです。
同白書は、「科学技術は人類のウイルスとの戦いにおける最も鋭利な武器である。感染症との戦いでは科学技術のイノベーションとサポートが欠かせない」と指摘しました。現在までに、中国では4種類の不活化ワクチンと1種類のアデノウイルスを媒体とするワクチンの臨床試験が許可され、全体の研究開発スピードは外国とほぼ揃っており、一部の技術では国際レベルをリードしているということです。
また、中国では、リン酸クロロキン、回復患者の血漿、中医薬など10種類の薬品と治療手段が新型コロナウイルス肺炎の診療方案に取り入れられ、4項目の臨床認証を得て、5項目のガイドラインまたは専門家の共通認識が確立されたということです。
さらに、中国はビッグデータや人工知能(AI)などの新技術を感染症対策に活用し、感染症の流行を予測し、感染症学の調査を展開することで、感染者と濃厚接触者の追跡に役立ててきました。そのほか、5G通信技術のを活用により、遠く離れた山間部での流行状況の調査や、リモートでの専門家会議などの交流活動が促されたということです。(提供/CRI)
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