習近平中国共産党中央委員会総書記は2日、専門家や学者との座談会を主宰し、重要な談話を発表しました。

　習総書記は「強力な公衆衛生システムを構築し、早期警戒・対応メカニズムを健全化させ、感染症等の予防・抑制と治療能力を全面的に向上させ、人民の健康を維持するための強力な保障を提供しなければならない」と強調した上で、「早期警戒能力の強化を公衆衛生システムの整備における急務とし、感染症や突発的な公衆衛生事件への監視システムを十全なものとし、原因不明の疾病と、健康異常に関する事件の観測メカニズムを改善しなければならない」と指摘しました。

　また、習総書記は「今回の新型コロナウイルス感染症の患者を治療する中で、中国は人民が第一であり、生命が第一であるということを堅持し、全国の資源を集めて大規模な治療を展開し、生まれたばかりの赤ちゃんから100歳以上のお年寄りまでを見捨てることなく、患者の治療を確保した」と述べました。

　さらに、「公衆衛生事業への安定的な資金投入メカニズムを構築し、疾病予防・抑制機関の職能を最適化し、国家級の疾病予防・抑制機関の能力建設を強化し、人材養成に力を入れ、高レベルの公衆衛生学院を複数建設していく。公立病院の感染症治療能力を向上させ、居住環境を改善し、公衆衛生環境面のインフラ施設を整備し、文明的で健康的、グリーンで環境にやさしいライフスタイルを提唱していく。また、中医薬を用いる高レベルな感染症予防チームを設立し、中医薬と西洋医薬の相互補完と協調性ある発展を推進していく」と示しました。（提供/CRI）