武漢で集中実施のPCR検査結果が発表 1万人中0.3人が陽性の割合に

CRI online    2020年6月2日(火) 21時40分

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6月2日午後、湖北省政府報道弁公室は新型コロナウイルス感染症の予防・抑制に関する104回目の記者会見を行い、武漢市で集中実施されたPCR検査の結果を説明しました。 中華予防医学会社会医学分会の主任委員で、華中科技大学同済医学院公衆衛生学院の盧祖洵教授は席上、「5月14日0時から...

 6月2日午後、湖北省政府報道弁公室は新型コロナウイルス感染症の予防・抑制に関する104回目の記者会見を行い、武漢市で集中実施されたPCR検査の結果を説明しました。

 中華予防医学会社会医学分会の主任委員で、華中科技大学同済医学院公衆衛生学院の盧祖洵教授は席上、「5月14日0時から6月1日24時までに、武漢市は989万9828人に対してPCR検査を行った。その結果、症状の伴う症例はゼロで、無症状感染者は300人検出された。検出率は1万人に0.303人となった。また、1174人の濃厚接触者が発見されたが、そのPCR検査結果はいずれも陰性であった。現在は無症状感染者と濃厚接触者を隔離観察している」と述べました。

 今回のPCR検査結果から分かったことは、回復者の中に無症状感染者が占める比率が極めて低く、無症状感染者から他者へ感染したケースは見つかっていないということです。

 武漢市の胡亜波副市長は、「集中購買によってコストを低減させた結果、検査にかかった費用は約9億元であった。これは武漢市政府が負担する。今回の検査によって、全国人民と武漢人民に安心がもたらされた」と述べました。(提供/CRI

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