Record China 2013年12月27日(金) 20時3分
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26日、韓国紙・中央日報によると、3度目の訪朝を行った米NBAの元スター選手、デニス・ロッドマン氏。その通訳を務めたのは、金正恩第1書記お気に入りのカナダ人と米国人の2人だった。資料写真。
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2013年12月26日、韓国紙・中央日報中国語版サイトは、「外国人の友を好む金正恩(キム・ジョンウン)の心理とは」と題した記事を掲載した。
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米プロバスケットボールNBAの元スター選手、デニス・ロッドマン氏は今月、3回目の訪朝を行った。過去2回の訪朝の際、ロッドマン氏に同行した通訳は2人いた。1人はカナダ人で中国・延吉に居住するマイケル・スペーバー氏、もう1人はスペーバー氏の友人でロッドマン氏の2回目の訪朝をともに取り持って同行したコロンビア大学のジョセフ・ターウィリガー教授だ。
この2人の通訳は、金正恩第1書記の大のお気に入りで友人だという。ロッドマン氏といい、通訳といい、金第1書記の外国人好きはどのような心理によるものなのか。心理カウンセラーは、幼少時代を海外で過ごした記憶が影響していると指摘する。外国人に親近感を抱く一方で、極端に閉鎖的な社会で最高指導者を務めることへの難しさを感じているからだと分析している。
ロッドマン氏の訪朝は、北朝鮮にとって格好の宣伝対象だ。例えば、米国の外交官が訪朝すると関連ニュースは1日ほどしか続かないが、ロッドマン氏の一挙手一投足には注目が集まる。こうした効果を狙っているとすれば、金正恩第1書記は非常に優れた戦略家だ。
また、金正恩第1書記が好きなのは「北朝鮮に対して忠実な外国人だけだ」と指摘する専門家も。金第1書記にとって、ロッドマン氏やスペーバー氏、ターウィリガー教授は「いい西洋人」だ。さらに「変わり者」「奇人」と呼ばれているロッドマン氏を受け入れることで、金第1書記は自分を心の大きな指導者に見せることができるという。(翻訳・編集/本郷)
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