クレムリンに酷似の区関連施設、「浪費」「豪華」との指摘に当局「問題なし」―北京市

Record China    2013年12月24日(火) 15時36分

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24日、中国北京市門頭溝区に新しく建てられた区関連施設が、ロシアのクレムリンに酷似しているため、党・政府機関の節約を求める「浪費反対条例」に違反するとの指摘について、当局は「問題ない」との見解を示した。写真は北京市門頭溝区の関連施設。

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2013年12月24日、北京青年報は、中国北京市門頭溝区に新しく建てられた区関連施設が、旧ロシア帝国の宮殿で現在も大統領府などが置かれているクレムリンに酷似しているとして、党・政府機関の節約を求める「浪費反対条例」違反が指摘されていると伝えた。

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報道によると、この「北京のクレムリン」は門頭溝区などに属する気象観測所、地震観測予報センター、北京市永定河管理所供水管理センター、濱河世紀広場維持管理センターの4棟からなり、建築面積は6005平方メートル。

門頭溝区当局によると、建設計画は2011年5月に始まり、12年4月に着工、工事はほぼ完成したという。当局では、設計面や費用面で関連基準に従い、標準以下の価格の建築資材を使うなどしているため、「豪華すぎる」「浪費だ」といった指摘は当たらないとしている。

当局はまた、同区が観光施設や文化施設の整備に力を入れているとした上で、この施設のデザインは周辺の広場や公園との整合性を趣旨とするもので、観光都市としてのアピールにもつながると話した。(翻訳・編集/NY)

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