トランプ氏また「中国ウイルス」呼称使う、米国ネットでは中国に味方する声も

Record China    2020年5月26日(火) 16時20分

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トランプ米大統領は中国時間26日早朝、ツイッターへの投稿で、新型コロナウイルスを再び「中国ウイルス」と呼んだ。資料写真。

中国国営新華社通信傘下の「環球雑誌」副編集長、劉洪(リウ・ホン)氏が開設した微信(ウィーチャット)アカウント「牛弾琴」は26日、トランプ米大統領が中国時間26日早朝にツイッターへの投稿で、新型コロナウイルスを再び「中国ウイルス」と呼んだことを受け、米国のツイッター上では中国に味方して議論を展開するユーザーの投稿が多くの共感を得ていると指摘した。

それによると、トランプ氏はツイッターへの投稿で、「中国ウイルスことCOVID-19に対する私たちの対応について素晴らしい評価が出ている」とし、「人工呼吸器、検査、医療物資の供給など、多くの州知事に顔を立たせてやった。なんの評価もしてもらえなかったがね。大事なのは、私たちが大勢の素晴らしい国民を助けたということだ」とつづった。

記事は、この投稿について、「一人の中国人として腹を立てずにはいられない。大国の大統領ともあろう人が、『中国ウイルス』と呼ぶのを今後差し控えると表明しておきながら、何日もたたないうちにまた持ち出してきた。これは人種差別的な言葉だ」と反発した上で、「この底なしの発言には、米国人も見ていられなくなっているようだ」と指摘した。

記事はその例として、米左派系政治アナリストのツイッターアカウント「Palmer Report」が、トランプ氏の投稿を引用し、「それは『中国ウイルス』ではない。あなたは人種差別主義者だ。それはコンテストではない。あなたは自信がない敗者だ。(後略)」と投稿すると、リツイート数は3時間で2000回に迫る勢いだと伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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