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中国湖北省の地方紙、楚天都市報は24日、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった主人を3カ月以上待ち続けた「武漢版忠犬ハチ公」について報じた。
中国湖北省の地方紙、楚天都市報は24日、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった主人を3カ月以上待ち続けた「武漢版忠犬ハチ公」について報じた。
記事によると、主人の死後に「小宝」と名付けられたこの犬が同省武漢市の太康医院に現れたのは、武漢の感染拡大が深刻な2月のことだった。主人は年配の男性で、小宝は男性に付いて来たという。男性は入院5日目に亡くなったが、小宝は病院を離れようとせず、事情を知る病院スタッフらが餌を与えるなどしてきたそうだ。清掃担当のある女性は、「主人がまだ病院にいると思って離れたくなかったのでしょう」と話しているという。
小宝は今月20日に動物保護協会のボランティアに引き取られ、現在は新しい家族を探しているところだ。同紙の取材に応じた協会の責任者は「小宝と主人の物語にとても感動しました」と語り、動物病院で小宝が健康診断を受けたことや、食欲などに問題がないことを説明している。
すでに2人から「小宝を引き取りたい」との申し出があり、協会は審査を進めているところだが、同責任者は「小宝が最高の落ち着き先を得ることを願っています」と述べ、小宝を迎え入れたい人がいたら連絡をしてほしいと呼び掛けた。(翻訳・編集/野谷)
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