日本で14年ぶりに狂犬病、フィリピンで感染か―中国メディア

Record China    2020年5月25日(月) 10時40分

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23日、新華社は、22日に愛知県が狂犬病発症例を報告したと伝えた。写真はフィリピンの野良犬。

2020年5月23日、新華社は、22日に愛知県が狂犬病発症例を報告し、発症の経緯や遺伝子の解析から患者はフィリピンで感染したものと思われ、日本では14年ぶりの狂犬病発症だと伝えた。

愛知県豊橋市の報告によると、患者は昨年9月にフィリピンで犬にかまれた。今年2月にフィリピンから日本へやって来たが、日本滞在中には動物と接触していなかったという。その後、5月11日から患者に痛みや恐水症状、嘔吐(おうと)、食欲不振など狂犬病の疑いのある症状が現れ、19日に患者の検体を日本国立感染症研究所で検査したところ、22日に狂犬病と診断されたという。

記事は、「豊橋市は、患者の国籍などの個人情報は明らかにしていない」「前回、日本で狂犬病の発症例が出たのは06年のことで、フィリピンから帰国した日本人が帰国後に狂犬病だと診断された」などと説明し、「狂犬病は人から人へ感染せず、狂犬病ウイルスを持った犬や猫から人に感染する。発症すると有効な治療法はなく、致死率はほぼ100%」と紹介した。(翻訳・編集/山中)

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