2013年12月21日、日本では海女を描いたドラマ「あまちゃん」が大ブームを巻き起こしたが、韓国が済州島の海女文化をユネスコの無形文化遺産に申請する動きを見せている。

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韓国メディア・ニューシスによると、韓国文化財庁は20日、文化財庁委員会がこのほど開いた会議で、済州島の海女文化を2015年の国連教育科学文化機関（ユネスコ）の無形文化遺産の申請対象に選んだと発表した。環球時報が伝えた。

韓国文化財庁は、済州島を中心とした海女文化は韓国を代表する無形文化遺産であるとし、日本が海女文化のユネスコ無形文化遺産登録申請の準備を進めていることなどから、韓国も海女文化を申請対象とすることを決定したと明かした。

済州島の海女文化とは、同島の海女が長期間にわたり海洋生態環境に適応してきた過程で得た熟練技術や経験、知識、そこから派生した海女の共同社会や儀礼などが含まれるという。2012年に韓国の無形文化遺産に指定されている。

韓国文化財庁は12月27日にユネスコ無形文化遺産の関係者や専門家と会議を開き、具体的な戦略や計画を制定するとしている。（翻訳・編集/TH）