CRI online 2020年5月22日(金) 14時20分
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22日、中国第13期全人代第3回会議が北京で開幕した。2019年および今年のこれまでの活動の回顧として、経済や外交の動きを講じた。写真は全人代で発言中の中国李克強首相。
――経済の動きは全体的に安定していた。1年間の国内総生産(GDP)が99兆1000億元に達し、6.1%伸びた。都市部の新規就業者数が1352万人となり、調査失業率は5.3%以下に保たれた。消費者物価が2.9%上昇した。国際収支は基本的に均衡が取れていた。
――経済構造と地域的配置が引き続き改善された。社会消費財小売総額が40兆元を突破し、消費が経済成長において主要な牽引作用を持続的に発揮した。先進的製造業、現代サービス業が比較的速い成長を見せた。食糧生産量が6億5000万トン以上に保たれた。常住人口ベースの都市化率が初めて60%を上回り、重要地域戦略が踏み込んで実施された。
――発展の新たな原動力が絶えず強化された。科学技術イノベーションが数多くの重要な成果をあげ、新興産業が持続的に成長し、在来産業の高度化が加速した。大衆による起業とイノベーションが一段と進み、1日当たりの新規設立企業数が1万社以上となった。
――改革開放が重要な一歩を踏み出した。供給側構造改革が引き続き深まり、重要分野の改革が新たなブレイクスルーを果たした。減税・料金引き下げの総額が2兆3600億元となり、2兆元近くであった予測値を上回り、製造業と小企業・零細企業が最も大きな利益を得た。「一帯一路」共同建設が新たな効果を生み出した。外商投資法実施条例が公布され、上海自由貿易試験区の新エリアが増設された。貿易と外資は安定を保った。
――三大堅塁攻略戦が重要な進展を見せた。農村の貧困人口が1109万人減少し、貧困発生率が0.6%にまで下がり、貧困脱却への堅塁攻略戦が決定的な成果をあげた。
――民生がいっそう改善された。住民1人当たり可処分所得が3万元以上となった。基本養老保険、医療保険、最低生活保障などによる保障の水準が向上した。
中国の特色ある大国外交は多大な成果をあげた。第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムなど重要なホームグラウンド外交を成功裏に展開し、習近平主席をはじめとする指導部の面々は多くの国々を歴訪し、20カ国・地域(G20)首脳会議、新興5カ国(BRICS)首脳会議、アジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)、上海協力機構(SCO)首脳会議、東アジアサミット(EAS)とその関連会議(ASEAN+1、ASEAN+3等)、中国・EU首脳会議、中日韓首脳会談など、重要な催しに出席した。グローバル・ガバナンス体系の建設・改革に積極的に参加し、人類運命共同体の構築を推進した。経済・外交、人的・文化的交流が著しい成果をあげた。中国は、世界の平和と発展を促すために重要な貢献を果たした。(提供/CRI)
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