ニセ尼、言葉巧みにお守り販売―北京市

道行く人に「私は北京郊外にある尼寺で修行中の者でございます。今日は托鉢に参りました。ご祈祷済みのお守りを持っております。霊験あらたかな、ありがたいお守り、よかったらお譲りします」とさかんに声をかけている。

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地域の監視員がいぶかしんで、尼さんに寺のことをあれこれ聞き始めた。すると尼さんの答えがしどろもどろ、あっという間に化けの皮がはがされてしまった。女は、農村からお金を稼ぐためにやってきた、お守りは「ご祈祷済み」と書かれた1枚4円ほどのものを雑貨市場で買った、尼さんの格好をすれば信じてもらえるだろうと思った、とあっさり白状した。***

監視員は女が持っていた30枚あまりの玩具のお守りを没収し、警察に引き渡した。（翻訳編集・WF）