日本の肩を持った?韓国で元大統領府外交首席のインタビュー内容が物議

Record China    2020年5月26日(火) 17時40分

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26日、韓国・JTBCは、韓国の千英宇元大統領府外交安保首席がインタビューで「日本好みの発言」をして物議を醸していると報じた。写真は元慰安婦らが集団生活を送る施設「ナヌムの家」。

2020年5月26日、韓国・JTBCは、韓国の千英宇(チョン・ヨンウ)元大統領府外交安保首席がインタビューで「日本好みの発言」をして物議を醸していると報じた。

記事によると、千氏は読売新聞とのインタビューで、韓国の元慰安婦支援団体・日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)について「慰安婦被害者より自身の利益を追求する団体だ」と主張した。

これについて、記事は「正義連は1990年代から元慰安婦の証言を集め、日本の蛮行を国際社会に発信してきた」とした説明し、「それにもかかわらず日本メディアとのインタビューで30年の人権活動自体を批判するのはやり過ぎだ」と指摘している。

千氏は、2011年に斎藤勁官房副長官が提案した案を説明した際に、正義連前代表で今年4月の総選挙で与党系の比例政党「共に市民党」から国会議員に当選した尹美香(ユン・ミヒャン)氏が困惑していたことにも言及したという。

記事は斎藤案について「駐韓日本大使が慰安婦被害者に日本の首相の謝罪文と補償金と届けるという内容だ」としつつ「ただ、被害者が求める日本政府による『責任認定』の部分が不透明で、そのために日韓は合意に至らなかった」と説明している。

また千氏は「(元慰安婦の)おばあさんらは謝罪と補償が難しいなら補償だけでもちゃんと受けたがっていた」との考えも話したが、記事は「恣意的解釈だとの指摘が多い」と指摘している。

これに韓国のネットユーザーからは「これが親日派の姿だよ」「同じ韓国人として恥ずかしい」「なぜ悪びれもなく日本の肩が持てる?。こんな人が政府で働いていたという事実が悲しい」「これでまた、日本政府から謝罪を受けられる日が遠ざかった」「いくら政治的に反対勢力だとしてもこれは駄目だ。日本が韓国をどう思うか…」など驚きや批判の声が続出している。(翻訳・編集/堂本

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