ASEANは「日中対立」の最大の受益者になる=その理由は?―中国紙

Record China    2013年12月19日(木) 19時31分

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17日、環球時報(電子版)は「東南アジア諸国連合(ASEAN)は日中対立の最大の受益者か」と題する記事を掲載した。写真は2012年、広西チワン族自治区南寧市で開催された第九回中国・ASEAN博覧会。

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2013年12月17日、環球時報(電子版)は「東南アジア諸国連合(ASEAN)は日中対立の最大の受益者か」と題する記事を掲載した。以下はその概要。

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日中対立は周辺国にマイナスの影響を与える可能性がある。しかし、これまでの状況をみると、マイナスの影響だけではなく、周辺国、特にASEANは逆に最大の受益者になる可能性もある。

ASEANの国々は小さいが、その実力と影響力は軽視できない。ASEAN諸国の方針は重要であり、日中対立の今後を左右する。このため日中は対立する際、ASEAN諸国の理解と支持を得なければならず、彼らとの関係を強化する必要がある。日中ともASEANには礼を尽くしているが、彼らにとってそれは喜ばしいことなのか。

日本からも中国からも良くされ、その上でどちらを選ぶこともしなければ、日中両国は彼らに恨み言を言うことはあるまい。逆に日中対立がなければ、ASEAN諸国がこれだけ良くされることもないだろう。日本のような国家が中国を牽制し、地域情勢のバランスを取ることに成功すれば、ASEAN諸国にとっても利益になる。日本のように野心が強烈な国が中国に圧力をかけることは、ASEANにとって朗報なのだ。日中対立で得をするのは彼らだ。(翻訳・編集/AA)

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