2013年12月18日、環球時報は、北朝鮮の故金正日（キム・ジョンイル）氏逝去2周年を扱った各メディアの報道内容を紹介した。

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17日の平壌はすべてがいつも通りだった。万寿台にある金日成（キム・イルソン）氏と金正日氏の巨大な銅像には、献花をする人が相次いで訪れた。

韓国・聯合ニュースの報道チャンネル「ニュースY」によると、北京の北朝鮮大使館は金正日氏の追悼に訪れた数百人であふれた。記念式典参加者からは、粛清された張成沢（チャン・ソンテク）氏を非難するとともに、「金正恩（キム・ジョンウン）同志とともに前に進もう」とする強い意志が感じられた。北朝鮮の国境の町、中国遼寧省の丹東でも、北朝鮮の領事事務所は追悼に訪れる北朝鮮関係者が相次いだ。遼寧省瀋陽の領事館にも多くの関係者が訪れ、北朝鮮関係のレストランや企業のほとんどがこの日、営業を停止した。

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は17日、「偉大なる金正日同志はわが国人民の永遠の太陽」と題した社説で、「白頭山の血統はわが国の革命の永遠の血統だ。何が起ころうとも、純粋な白頭山の血統を継承する」と指摘。「敬愛する金正恩同志の周りに全党、全軍、全人民が団結に団結を重ね、白頭山に始まった主体思想の行軍の道を歩み続けていく」と強調した。

在日本朝鮮人総連合会（朝鮮総連）の機関紙・朝鮮新報も同日、金正日氏逝去2周年を追悼する記事を掲載。記事では、張成沢氏の処刑を正当化した上で、今後も北朝鮮の対内・対外政策は変わらないとの見通しを強調した。（翻訳・編集/NY）