Record China 2013年12月18日(水) 14時1分
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18日、人民日報によると、中国の国際問題専門家は「日本の国家安全保障戦略や防衛計画は、同国が軍事力強化の夢にまい進していることを表し、中国を含むアジア諸国は注目している」と話した。写真は今年10月に行われた自衛隊の観閲式。
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2013年12月18日、人民日報は日本で閣議決定された国家安全保障戦略や防衛計画の大綱および中期防衛力整備計画について、中国国際問題研究所国際戦略研究部の蘇暁暉(スー・シャオフイ)副主任の発言を紹介。それによると、蘇氏は「これらの戦略や計画は、日本が軍事力強化の夢にまい進していることを表し、中国を含むアジア諸国は注目している」と話した。さらに蘇氏は以下のように述べている。
【その他の写真】
日本は憲法による軍事力の保有と軍事活動の制限から脱却する術を模索している。自衛隊の権限を拡大している現状もそうした考えに基づいている。今回日本が策定した国家安全戦略や防衛計画は憲法の束縛から逃れるための新たな一手だ
現在世界は平和的な発展を主流としており、アジアの未来には世界が注目している。そんな中において日本の軍備増強は地域の緊張を引き起こす。最も不安に感じるのは、日本が軍事力増強の口実として中国を利用していることだ。
日本は国家安全保障戦略で、中国が設定した防空識別圏に対し懸念を示し、中国への注目を継続すると明記している。日本は中国を口実に軍備の拡大を図ろうとしているだけでなく、中国を矢面に立たせることで自国の軍事力増強から目をそらせようとしているのだ。だが、人々の眼は確かで、一旦問題が発生すれば痛い目を見るのは日本だ。日本にとって「平和的な発展」は唯一の出口だ。(翻訳・編集/内山)
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