Record China 2013年12月19日(木) 11時13分
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16日、中国が自主開発している軍事用大型輸送機「運−20(Y−20)」の2代目の原型機がこのほど初の試験飛行に成功した。
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2013年12月16日、環球時報によると、中国が自主開発している軍事用大型輸送機「運−20(Y−20)」の2代目の原型機が初の試験飛行に成功した。運−20が完成すれば、中国人民解放軍空軍で少なくとも300機以上のニーズがあるとみられている。
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今年1月に成功した1代目の原型機の試験飛行からわずか1年足らずで2代目の試験飛行に成功したことは、各種の関連技術が成熟の域に達しているとともに、開発が順調に進んでいることを表している。
航空工業は総合的な国力を具体的に示す重要なものさしである。その中でも、大型輸送機は重量があり、飛行距離が長く、安全性に対する要求が高いだけでなく、新技術や新素材の採用などが幅広く求められる。試験飛行はその他の航空機に比べてより複雑で困難なプロセスを克服する必要があるため、今後さらに5〜7機の原型機による試験飛行が行われる。
中国人民解放軍の災害救助や部隊・武器輸送の需要から考えると、運−20へのニーズは非常に大きなものとなる。目的地に戦車旅団1個、空挺戦車団2個、落下傘部隊1500人、武装ヘリなどを空輸するとすれば、少なくとも250機程度の運−20が必要となる。また、海外メディアは「中国軍の運−20に対する実際のニーズは少なくとも300機以上だろう」と推測している。これだけの機数を製造するためには、航空機製造工場2カ所がフル稼働しても10年かかる。運−20が予定通り配備されれば、中国軍の長距離機動作戦能力と戦略的輸送能力が大幅に向上することになる。(翻訳・編集/HA)
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