中国、米西海岸産の貝類輸入を全面禁止=過去に例ない規模、生産地への打撃懸念―米華字紙

Record China    2013年12月18日(水) 7時30分

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16日、米華字紙・世界日報によると、中国政府はこのほど、米国西海岸産の貝類の輸入を全面禁止すると発表した。過去に例がない規模で、輸入禁止措置は数カ月続く可能性もある。写真は中国のスーパー。

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2013年12月16日、米華字紙・世界日報によると、中国政府はこのほど、米国西海岸産の貝類の輸入を全面禁止すると発表した。過去に例がない規模の措置だけに、主産地である米国西北地域は打撃を受けそうだ。

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報道によると、同地域から輸入したアメリカナミガイから基準を超えたヒ素とその他毒素が検出された。中国政府は先週、ワシントン州、オレゴン州、アラスカ州産のすべての貝類の輸入禁止を通達したが、禁止期間については不明。

ワシントン州公衆衛生局の関係者は、「1〜2地域の貝類に問題が見つかっただけで、すべての地域からの輸入を中国が禁止するのは初めて。はっきりした状況はまだ分かっていない」と指摘した。ワシントン州の貝類漁獲高は年2億7000万ドル(約278億円)に上る。

米国政府関係者は、基準値を超えたアメリカナミガイの産地はワシントン州またはアラスカ州とした上で、「現在調査中で、中国による輸入禁止措置は数カ月続く可能性がある」と見通しを語った。

米国の2012年のアメリカナミガイ輸出額は6800万ドル(約70億円)で、多くがワシントン州のピュージェット湾産。このうち約90%が中国向けに輸出されているという。(翻訳・編集/NY)

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