Record China 2013年12月15日(日) 8時50分
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11日、参考消息網は「もしインド・パキスタンの核戦争が起きれば人類の文明は終焉、20億人が餓死する」を掲載した。広島型原爆100発相当の核爆弾が爆発した場合を想定している。写真はパキスタン。
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2013年12月11日、参考消息網は「もしインド・パキスタンの核戦争が起きれば人類の文明は終焉、20億人が餓死する」を掲載した。
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10日付RFIによると、1985年にノーベル平和賞を受賞した核戦争防止国際医師会議(IPPNW)が核戦争が起きたケースを想定した報告書を発表した。特に長期間にわたり核保有国同士の対立が続くインドとパキスタンの状況に注目した。広島型原爆100発相当の核爆弾が爆発した場合を想定している。
その被害は単に紛争国だけのものではなく、世界規模となる。核が生み出した黒い灰ははるか米国にまで届き、世界の気温を低下させることで食糧生産に多大な影響を与える。
米国のトウモロコシ、大豆の生産量は10年間にわたり約10%減少。中国のコメ生産量は当初4年間21%減少、その後6年間は10%の減少となる。また、中国の小麦生産量は初年度は50%減少。10年後でも31%の減少と大きく落ち込むという。
こうした結果、20億人の穀物供給が危機にさらされると分析している。(翻訳・編集/KT)
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