2013年12月12日、国際在線によると、安倍晋三氏が政権の座に返り咲いて1年が経過し、その経済政策「アベノミクス」も実施されて1年が経ったが、韓国の中央日報は11日、日本経済の復興を目的としたアベノミクスは効果が半分程度と予想よりも小さく、しかも人為的な政策は大きな副作用をもたらしたと伝えている。

【その他の写真】

安倍首相は大胆な金融政策と機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の「三本の矢」を基本方針とする経済政策を進めているが、韓国からはアベノミクスの今後の見通しは芳しくなく、慎重さを欠くと「消費の崖」が発生する可能性が高いとして、アベノミクスの持続的発展性に懐疑的な見方が出ている。

米ワシントン・ポストもアベノミクスの「三本の矢」の1つである成長戦略の効果がすでに弱まりつつあるとし、「日本政府は経済改革のためにより積極的な対策を講じるべきだ」と指摘している。また、日本経済の長期的な成長には経済成長戦略が欠かせないとし、「国内の反発で実行が不十分になれば、改革の成功は期待できなくなる」としている。（翻訳・編集/岡田）