CRI online 2020年5月10日(日) 14時45分
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1月25日、旧正月の新年初日、高校2年生の朱如帰さんは、母に内緒で自ら湖北省に向かい、ボランティアとして活動を始めました。それから74日後、家に戻り母と再会を果たしました。 朱さんは出発する前、友人から旅費を調達し、湖北省への道中で消毒、マスク、衣類などを集めました。旅の途中、...
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1月25日、旧正月の新年初日、高校2年生の朱如帰さんは、母に内緒で自ら湖北省に向かい、ボランティアとして活動を始めました。それから74日後、家に戻り母と再会を果たしました。
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朱さんは出発する前、友人から旅費を調達し、湖北省への道中で消毒、マスク、衣類などを集めました。旅の途中、自身のWeChat、Alipay、銀行カードの暗証番号を携帯電話のショートメッセージにまとめて、仲の良い友人に送り、「戻れなかったら、このメッセージを私の母に転送してほしい」と頼みました。
1月28日、新年を迎えてから4日目、朱さんは湖北省孝感市孝昌県に設置された新型肺炎患者を収容する指定病院に到着しました。正午、身体検査を受けて、健康状態を確認しました。朱さんは看護分野の経験を持たない素人だったため、医療スタッフに食事を配達するポジションに配属されました。
その後、全国各地から医療チームが派遣されて、物資や人員の不足問題が解決し、退院する患者も次第に増えていきました。隔離病棟で30日以上勤務した後、3月の始めに病院側から隔離して休むことを命じられました。この時、彼がいた呼吸器内科の隔離エリアでは、全ての新型肺炎の患者が完治して退院しました。
家に戻ってから、朱さんが湖北省でボランティアとして活動していたことが知られるようになり、周囲の人から「英雄」と称されました。このような外からの評価に対して、朱さんは、「英雄と呼ばないでほしい。私はできることをやっただけだ」と語っています。(提供/CRI)
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2020/5/10
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