中国雲南省の雲南野生動物園で4日、観光客の一家がクジャクを押さえつけて記念撮影をする場面があった。ネットユーザーからは非難の声が殺到している。

中国紙・新京報などが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）に掲載した現場の動画には、黒いシャツを着た女性が嫌がるクジャクの羽をつかみ体を押さえつける様子や、一緒にいた女児がクジャクのしっぽを踏みつけようとする様子が映っている。公園の管理者がその場で家族を注意し、クジャクも毛が抜けただけで大きなけがはないという。

しかし、ネットユーザーからは「恥知らずな女だ」「なんて素養のないことを」「彼女の髪の毛を（クジャクと同じように）引っこ抜いてやればいい」「子どもまで大人の悪事をまねして」「親が親なら子も子だな」「ろくでもない親の下ではろくな子どもは育たない」「注意に意味はあるのか？罰金を科しては？ブラックリストを活用しては？」など、非難の声が殺到している。

雲南野生動物園では2016年2月に、観光客がクジャクと無理やり記念撮影をした上、毛をむしり取って死なせる事件が発生している。（翻訳・編集/北田）