Record China 2020年5月9日(土) 17時10分
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7日、韓国・朝鮮日報は、同国のある小学生の男児が6日、心停止した40代の父親を自ら心肺蘇生し救ったと報じた。写真は韓国の救急車。
2020年5月7日、韓国・朝鮮日報は、同国のある小学生の男児が6日、心停止した40代の父親を自ら心肺蘇生し救ったと報じた。
記事によると、男児は6日午前1時過ぎ、「寝ている父の顔色が青白い」と消防に通報。消防は男児が話した内容から心停止していると判断。直ちに救急車を出動させ、同時にビデオ通話で男児に胸部圧迫の方法を指導した。男児は母親と交代しながら6分半の間、父親に心肺蘇生を施したという。父親は、救急隊が到着後には意識と呼吸が回復。病院で治療を受けているという。
記事は、「心停止後1分以内に心肺蘇生を開始した場合の生存率は90%以上なのに対し、4分後には半分以下に低下する」と解説。消防関係者は「今後もビデオ通話で行う応急措置案内・相談を通じて、救急隊が到着する前に、要救護者の近くにいる人が迅速で正確に応急措置ができるよう、迅速なサービスを提供していきたい」と話しているという。
これに、韓国のネットユーザーからは、「立派な小学生だ」「息子が大きな仕事を成し遂げた」「怖くもあり、冷静ではいられないような状況下で、心肺蘇生を試みたことは立派だ」「落ち着いて対処した息子と母親は素晴らしい」「息子が母親と協力して父親の命を救ったね」「私がそんな状況に直面したら慌ててしまうと思う」などと称賛の声が上がっている。
その他、「最近のニュースの中では一番心温まる、感動的な話題だ」「学校でも子供たちに心肺蘇生法を教えるべきだ」などといったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)
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