韓国人の8割、社会的距離確保に「疲労感」―韓国メディア

Record China    2020年5月3日(日) 18時50分

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韓国・聯合ニュースの中国語版サイトによると、韓国人の8割近くが社会的距離の確保(ソーシャル・ディスタンシング)に疲れを感じていることが分かった。写真はソウルのスーパーマーケット。

韓国・聯合ニュースの中国語版サイトは2日付で配信した記事で、「韓国人の8割近くが社会的距離の確保(ソーシャル・ディスタンシング)に疲れを感じていることが、韓国の就職ポータルサイトのサラム・インが先月28日に発表した調査結果で明らかになった」と報じた。

記事によると、調査は韓国の成人3725人を対象に実施したもの。回答者の79.7%が、ソーシャル・ディスタンシングに疲れを感じると答えた。一方で、93%は自身がソーシャル・ディスタンシングを実践していると答えた。また77.6%は新型コロナウイルス感染症の終息のために強度の高いソーシャル・ディスタンシングが必要と答えた。

ソーシャル・ディスタンシングに疲れを感じる理由(複数回答可)としては、「長時間のマスク着用による息苦しさ」が68.8%で最も多く、以下、外出ができない(58.3%)、旅行ができない(51.5%)、知人や親せきに会えない(36.3%)、同好会や趣味活動の中断(23.1%)、塾や講習など自己啓発の中断(21.1%)、スポーツ施設などが使えないことによる体力低下(21.1%)、子どもの世話の長期化(11%)の順だった。

実践しているソーシャル・ディスタンシングの行動(複数回答可)では、「外出時に必ずマスクを着用する」が95.2%で最も多く、知人との約束や集まりの中止(59.4%)、買い物など可能な部分はすべてオンラインで実施(43.1%)、会話する際、相手と十分な距離を維持(38.1%)、趣味・スポーツ活動の中止(37.6%)などだった。(翻訳・編集/柳川)

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