Record China 2013年12月9日(月) 19時43分
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8日、中国中央気象台によると、中国の中部・東部の広い地域で大気汚染警報が7日連続で発令された。今年のスモッグ発生日数は、全国平均は過去52年で最多、安徽省、湖南省、湖北省、浙江省、江蘇省など13省では記録上最多となった。写真は北京の大気汚染。
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2013年12月8日、中国中央気象台は2つの大気汚染警報(霧=主に自然現象によるもの、霾=ほこりや煙など人為的によるもの)を三段階の一番下である黄色に引き下げた。両警報が発令されたのは7日連続。スモッグは25省、約100都市に及んでいる。新京報が9日付で伝えた。
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中央気象台によると、今回の大規模スモッグは、河北省中南部、天津市、山東省、河南省中東部、湖北省東部、湖南省東北部、江西省東部、江蘇省、上海市、浙江省、安徽省中部、四川盆地の西部と東南部など、中国の中部・東部の広い地域で6〜7日連続で観測された。今年のスモッグ発生日数は、全国平均は過去52年で最多、安徽省、湖南省、湖北省、浙江省、江蘇省など13省では記録をとって以来最多となった。
中国環境保護部の担当者は、「上海を中心とした長三角(長江デルタ)でここまでひどいスモッグが発生するのは珍しい。大気汚染は京津冀(北京市・天津市・河北省)だけではない」と指摘した。
環境保護に詳しい専門家は、「まずは省単位での対策が必要だ。車両の通行制限を行うにしても一斉に始めれば都市生活がまひしてしまう。都市部でナンバーの登録地で車両の通行制限をかけるなど、各省は対応策を講じている」と述べた。(翻訳・編集/NY)
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