Record China 2020年4月29日(水) 19時10分
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28日、米ボイス・オブ・アメリカは、新型コロナウイルスの流行期間中に中国では経済が大きな打撃を受けたものの、インターネット利用者が大幅に増加したと伝えた。
2020年4月28日、ボイス・オブ・アメリカは、新型コロナウイルスの流行期間中に中国では経済が大きな打撃を受けたものの、インターネット利用者が大幅に増加したと伝えた。
チャイナ・インターネット・ネットワーク・インフォメーション・センター(CNNIC)は28日、最新の中国のインターネット発展状況統計報告を発表し、今年3月までで中国のインターネット利用者数が9億4000万人に達したことを明らかにした。これは18年末と比べ7508万人の増加になるという。ネット利用者は学生が最も多く26.9%を占めていた。また、モバイルインターネットの使用者は99.3%に達し、インターネットの普及率は64.5%になった。
この報告によると、オンライン販売が消費成長の重要な力となっているという。「オンラインショップの利用者は7億1000万人に達し、18年末と比べて16.4%増加、ネット利用者全体の78.6%を占めた」とし、記事は、「膨大な数のネットユーザーは中国で急速に発展している消費市場を構成しており、デジタル経済発展のための堅実な基礎となっている」と分析した。
CNNICの任曽宇(レン・ズンユー)主任は、「新型コロナウイルスの流行期間中、デジタル経済は消費と雇用を保障し、工場再開などの方面でも重要な作用となり、力強い成長の潜在力を示した」と語った。
また、CNNICの任張暁(レン・ジャンシャオ)副主任は、「新型コロナウイルスの流行期間中に、一部のアプリは急速に成長し、多くのアプリがユーザーを増やした」と紹介。中でも、オンライン教育、オンラインサービス、オンライン決済、オンラインビデオ、オンラインショッピング、インスタントメッセージ、オンラインミュージック、検索エンジンなどのユーザーが18年末と比べ10%以上増加したという。
新型コロナウイルスの流行期間中には、オンライン学習が奨励されたため、今年3月までにオンライン教育は爆発的に成長し、ユーザー規模は4億2300万人となったと記事は紹介。18年末と比べ110.2%の増加で、ネットユーザー全体の46.8%を占めたと伝えた。(翻訳・編集/山中)
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