Record China 2020年4月25日(土) 17時20分
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24日、新浪体育は、ドーピング検査を妨害したとして8年間の出場停止処分を受けている競泳の孫楊が、さらなる規定違反により停止期間が16年に延びる可能性もあると報じた。
2020年4月24日、新浪体育は、ドーピング検査を妨害したとして8年間の出場停止処分を受けている競泳の孫楊(スン・ヤン)が、さらなる規定違反により停止期間が16年に延びる可能性もあると報じた。
記事は、今年2月にスポーツ仲裁裁判所(CAS)から8年間の出場資格停止処分を受け、これを不服として提訴する姿勢を見せている孫の名前が、中国水泳協会の東京五輪強化合宿参加リストに入っていたことが分かったと紹介した。
その上で、米国の著名競泳メディア・スイミングワールドの編集長が「中国代表の合宿リストを見て、関連規定に反していると認識し、世界アンチドーピング機関(WADA)に通告した。その数時間後に、中国水泳協会が孫を含む合宿リストに関する通知を撤回した」と語ったことを伝えた。
記事によれば、中国水泳協会は23日に「WADAの規定によれば、CASの裁定が出た日より孫はすでに出場停止期間に入っており、提訴をしてもその執行には影響しないことになる。先日出した通知文章は破棄する」との声明を発表したという。
記事は、同協会の措置にWADAは満足しておらず仏AFPが24日に「WADAが関係当局と連絡を取って合理的な説明を求めている」と報じたことを紹介。さらに、豪メディアのテレグラフ・スポーツが「8年の出場停止期間が、さらなる違反行為により倍の16年になる可能性がある」としたことを伝えている。(翻訳・編集/川尻)
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