Record China 2013年12月6日(金) 5時47分
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5日、中国の時事政治専門サイト・観察者網は、日本駐在「観察員」で東アジア史に詳しい劉元海氏の記事「韓国はどうすれば心から日本を許せるのか」を掲載した。写真は朴槿恵大統領。
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2013年12月5日、中国の時事政治専門サイト・観察者網は、日本駐在「観察員」で東アジア史に詳しい劉元海(リウ・ユエンハイ)氏の記事「韓国はどうすれば心から日本を許せるのか」を掲載した。
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韓国の「憎しみ」の根源は、1910〜45年の日本による植民統治で受けた苦難だ。韓国では、植民地時代に受けた「日帝による残虐行為」が、国民教育と文芸作品の永遠のテーマとなっている。数年前にアジア各地で反響を呼んだテレビドラマ『明成皇后』は、乙未事変の混乱の中で明成皇后(閔妃)が日本公使三浦梧楼に殺害される様子を悲壮な表現手法で描いた。閔妃事件に対する韓国人の訴えがアジア各地に広まるきっかけにもなった。
韓国人による「憎しみ」は、自らの苦痛を訴えかけるだけでなく、日本人の傷跡を暴く行為にも現れている。その代表例は、今年8月に韓国・中央日報が広島と長崎への原爆投下を「神の懲罰だ」とする社説を掲載したことだ。その後、記事を書いた論説委員は釈明したが、原爆投下を「日本人の自業自得だ」と考える韓国人が少数でないことは否定できないだろう。
韓国出身で、現在は日本に帰化している拓殖大学の呉善花(オ・ソンファ)教授は、韓国人の「憎しみ」を、抑圧された歴史から生まれた苦難や孤立、絶望などの感情が一体となったものだと話している。
日本政府は、こうした感情は民間人や一部左翼政治家のみが持つもので、政府間関係には実質的に影響しないと認識していた。しかしながら、朴槿恵(パク・クネ)大統領就任後、両国関係に緊張と対立が生じたことで、韓国全体が日本に対して抱いている「憎しみ」を感じるようになった。(翻訳・編集/NY)
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