米副大統領「米中は21世紀で最も重要な2国間関係」=習主席も協調呼びかけ―「新大国関係」協議

Record China    2013年12月5日(木) 0時36分

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4日、バイデン米副大統領は北京・人民大会堂で習近平中国国家主席と会談、米中両国の「新しい形の大国関係」について協議した。同副大統領は「米中関係は21世紀で最も重要な2国間関係である」と言明した。写真は北京・天安門。

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2013年11月4日、バイデン米副大統領は北京・人民大会堂で習近平中国国家主席と会談、米中両国の「新しい形の大国関係」について協議した。同副大統領は「米中関係は21世紀で最も重要な2国間関係である。この2国は信頼と積極的な意志に基づいて行動しなければならない」と言明した。

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これに対し習主席は、米中関係について「世界平和と安定、人類の発展と進歩に共同の責任を有している。対話と協力の進展が両国の唯一の選択であり、核心的利益と関心を尊重し、健全で安定した発展を維持すべきだ」と呼びかけた。

バイデン副大統領は、習国家主席が率直かつ前向きな人物であり、米中が新たな関係を構築していくうえで必要となる資質と評価、「率直さによって信頼は生まれ、信頼が建設的かつ真の変化の礎となる」と言明した。

習主席は中国が尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圏を設けた必要性を説明。バイデン副大統領は、「米中関係は信頼に基づいて築かれるべきだ」と述べ、丁寧な説明を求めた。

習主席は「国際情勢は深く複雑な変化を遂げている。地域での問題は繰り返し発生し、気候変動やエネルギー安全保障といったグローバルな課題も存在する」と述べ、米国との協力によって課題を解決したいとの考えを示した。(取材・編集/SK)

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