2013年12月3日、香港の歌手で俳優のアーロン・クォック（郭富城）がこのほど、ロンドンで「チャイナ・イメージ・フィルムフェスティバル」に出席。英BBCのインタビューに応じた。BBC中国語サイトが伝えた。

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英国で唯一の中国語映画祭「第5回チャイナ・イメージ・フィルムフェスティバル」が11月に開催され、香港映画「全民目撃」に主演したアーロン・クォックが最優秀主演男優賞を獲得し、英BBCのインタビューに答えた。

過去10年を振り返ると、「全民目撃」「コールド・ウォー 香港警察 二つの正義」といった香港らしい警察サスペンスだけでなく、「父子」「最愛」といった人間愛を描くヒューマンドラマでも高い評価を受けている。この10年間、イメージが固定しないよう、さまざまな役を意識して演じてきたというアーロン。年齢と人生経験を重ねるごとに、「人物像をより立体的に演じられるようになりたい」と抱負を語っている。どんな役を演じても「それらしく見えるようになりたい」というのが、今後の大きな目標だという。

英国統治下の香港で生まれ育ったため、英国に対しては特別な感情を持っている。このため、英国はもちろん大好きな国の一つ。優雅でロマンチック、気品のあるイメージに憧れを抱いているとか。特に好きな俳優について、映画「007」シリーズのダニエル・クレイグを挙げている。

ダンサーおよび歌手としてデビューし、今も精力的に歌手活動を続ける。英国でライブを開催し、中華圏以外の人に自分のステージを見てもらうのも、大きな夢の一つだという。（翻訳・編集/Mathilda）