Record China 2020年4月22日(水) 13時40分
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21日、韓国・ソウル新聞によると、「国境なき記者団」が発表した2020年の世界各国の報道自由度ランキングで、韓国は昨年の41位から1ランク下がり42位となった。写真は韓国のテレビ局。
2020年4月21日、韓国・ソウル新聞によると、国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF)が発表した2020年の世界各国の報道自由度ランキングで、韓国は昨年の41位から1ランク下がり42位となった。
記事は「韓国の数値は昨年の24.9から今年は23.7に改善されたが、昨年43位だったイタリアが41位に浮上したため、韓国は1ランク下がった」と説明している。韓国のランキングは06年には31位まで上がったが、16年に70位に転落。その後は17年が63位、18年が43位と、上昇を続けてきた。
RSFは報告書で、韓国について「民主主義が安定している国では政府が報道の自由を抑圧する口実として国家安保を利用することがある」「韓国には敏感だと判断される情報、特に北朝鮮に関する情報を公表する行為を重く処罰する法(国家保安法)がある」と指摘している。
記事は、アジアでは台湾が1ランク下落の43位、日本が1ランク上昇の66位、中国が横ばいの177位で、韓国は今年も「アジアの最上位を守った」とも伝えている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「報道の自由は上位でも、報道の信頼度は最下位だ」「自由過ぎて暴れまくってる記事が多いんじゃないのか」「自由はあると言えばあるが、ほとんどがひどい記事だよ」「フェイクニュースを出す3紙が生きているのに、なぜ42位?。このランキングの根拠は何なんだろう」「この国に報道なんてない」「虚偽の記事を書いても訂正記事を出しもせず、責任感がひとつもない自由?」など、厳しいコメントの数々が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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