2013年12月2日、香港の女性歌手アニタ・ムイ（梅艶芳）の10年目の命日にあたる今月30日、追悼コンサート「梅艶芳．10．思念音楽会」が香港で開催される。文匯報が伝えた。

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香港のカリスマ的トップスターで、歌手・女優として活躍したアニタ・ムイ。2003年12月30日に、子宮頸がんのため40歳の若さでこの世を去った。死後10年目にあたる今月30日、香港で追悼コンサート「梅艶芳．10．思念音楽会」が開催される。発起人および総合プロデュースを務めるのは、生前に親交が深かった男性歌手ジャッキー・チュン（張学友）。アニタのためのコンサート開催は、「この10年間ずっと心にあった」として、悲願であったことを語っている。

コンサートにはジャッキー・チュンはじめ、アーロン・クォック（郭富城）やイーソン・チャン（陳奕迅）、俳優トニー・レオン（梁朝偉）や女優カリーナ・ラウ（劉嘉玲）など豪華な顔ぶれが出演する。アンディ・ラウ（劉徳華）も予定されていた台北コンサートの追加公演を急きょ変更し、出演することになった。

アニタについては死後10年、その遺産をめぐり、生前に設立した基金会と実母・覃美金さんとの間の裁判トラブルばかりが話題になってきた。2日、アニタの死後10年を記念したチャリティープロジェクトの開幕式に、覃美金さんも出席。過去10年の裁判騒動などについて、暴露本を出版すると香港メディアの前で語っており、遺産をめぐるトラブルはまだまだ終わりを見せない様子だ。（翻訳・編集/Mathilda）